こんにちは。ぱにです。

医学系の研究室で博士号取得を目指しています。
この記事では、「四国って行ってみたいけど馴染みがない」という方向けに、3泊4日で四国一周をぐるり制覇できるドライブモデルコースを紹介します。
四国旅行って、「アクセスが不安」「スポットが点在してて回り切れなさそう」なんて感じてしまう人、少なくないと思います。どうしても旅行の優先順位としては下がりがち。
でも今回、どうしても四国を丸ごと1周する達成感が欲しくて、実際に3泊4日でドライブに挑戦してきました。
その結果、4日間という限られた時間の中でも、四国の食・自然・歴史・温泉の魅力をぎゅっと詰め込んでしっかり満喫してきました。
今回の旅のテーマや、無理なく楽しめるめぐり方、そして「ここだけは外せない!」と思えたスポットまで、まとめて紹介していきます。

初めて四国を訪れる方に、ぜひとも真似していただきたい自信作です。期待してください!
↓実際の四国旅行記はこちらから(近日投稿予定)
四国一周って実際どう?まず知っておきたいドライブのポイント

四国を短期間でぐるり一周するなら、結論、車は必須です。
都市間の移動は電車で可能ですが、旅の核心となる絶景スポットはことごとく都市から外れた場所に点在しています。電車+バス旅では、貴重な一日が移動で終わってしまうなんて事態も。限られた日数で旅を満喫するなら、自由度の高い車での旅行がベストです。
四万十川・室戸岬・祖谷渓谷などでは、圧倒的な景観に出会えますが、そのぶん移動距離と時間の消耗が大きいスポットでもあります。1日単位で余白を持った計画が必要なので、周遊プランに組み込むならスケジュールの重さに要注意です。
実際に走ってみると、1日の移動距離はおおむね200〜300kmほど。四国は主要エリアを高速道路が結んでいて、都市間の移動は想像以上にスムーズです。一方で、山間部や海沿いに入るとカーブが続き、景色は抜群な分、一般道の運転には少し余裕を持って挑むと安心です。
ガソリンは都市部で余裕を持って入れておくのが安心で、4日間の一周なら計2回ほどの給油が目安。ガソリンスタンドが少ない区間もあるので、メーターが半分を切ったら補給しておくと安心です。
日数ですが、最低でも「1日1県」のゆとりが欲しいところなので、3泊4日以上が推奨です。2泊3日では、ただ車で走り抜けただけの印象になってしまうかもしれません。

むしろ、あと1日あれば秘境まで寄り道できたのに…!と後悔することになるかも?
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全国のレンタカー30社比較・予約!1日2000円の最安値!スカイチケットレンタカー四国一周の旅のテーマを決めよう

四国一周の旅づくりで一番大事なのは、旅のテーマを決めることです。
一見、一見、四国のサイズだけ見るとどこでも行けそうな気がしますが、実際は観光地が広く散らばり、絶景スポットほどアクセスが遠い場所にあります。限られた日程では、どう計画しても、行ける場所・できることには限りがあります。
だからこそ3泊4日の四国一周旅では、旅の優先順位をつくる羅針盤としてのテーマを最初に置くことがとても大切です。
たとえば、テーマはこんな感じで決められます。
- 「四国の名物グルメをとことん攻める旅」
→ 香川のうどん・高知の鰹・愛媛の鯛めし・徳島ラーメンなどの名店を巡る。 - 「四国の自然を浴びる絶景ハンティング旅」
→ 鳴門のうずしお・室戸岬・四国カルスト・にこ淵など、景色優先で動線を作る。 - 「四国の歴史と街歩きをじっくり味わう旅」
→ 道後温泉・桂浜・四国八十八ヶ所霊場など、文化に触れながら街歩きを楽しむ。 - 「温泉とご当地宿を楽しむリラックス旅」
→ 1日の移動距離を抑え、泊まる場所を中心に日程を組み立てる。
テーマを決めると、立ち寄りたいスポットが自然と浮かび上がり、結果としてムダのない満足度の高い旅になります。
四国一周モデルコース(3泊4日)
この旅のテーマは、四国初心者におすすめしたい、王道名所めぐり。
グルメ・絶景・温泉をバランスよく盛り込みつつ、移動のロスを少なくすることを意識したコースです。
- 空路の場合:高松空港から上陸 → レンタカー
- 陸路の場合:大鳴門橋 or 瀬戸大橋から入島 → そのままドライブ開始
Day1 ― 本場のうどんで旅をスタート(香川)
AM
高松着 → うどん(高松・丸亀の有名店) → 金比羅宮参り
PM
おやつうどん → 父母ヶ浜(夕景) → 骨付鳥 → 高松泊
ポイント
うどん県では、初日から全力でうどんをはしごできるようにしました。
父母ヶ浜は夕方に訪れるのがおすすめです。
Day2 ― うずしお×アート×絶景のよくばりデー(徳島→高知)
AM
(朝うどん) → 大塚国際美術館 → うずしおクルーズ → 道の駅うずしお
PM
大歩危小歩危 → ひろめ市場(夕食) → 高知泊
ポイント
香川↔︎徳島の移動がとてもスムーズなので、午前中に一気に徳島観光ができちゃいます。
大塚国際美術館は時間があればもっと滞在していたいスポットです。
Day3 ― 絶景とかつおと坂本龍馬(高知→愛媛)
AM
にこ淵 → 本場のかつおのタタキ
PM
桂浜 → 宇和島鯛めし → 松山泊
ポイント
にこ淵は高知市内からだとそこまでアクセスが悪くなく、手軽に行きやすいです。
早めに道後温泉宿についてのんびりできます。
Day4 ― 道後温泉で締めくくる癒やしデー(愛媛→香川)
AM
道後温泉本館 → 空の散歩道 → 道後ハイカラ通り散策
PM
高松へ戻りうどん → 帰路へ
ポイント
チェックアウトのギリギリまで道後温泉を満喫。
レンタカーの乗り捨て代も浮くので、最後は高松に戻ってうどんで締めます。
このルートにした理由
- うどん巡りを旅の中心テーマにしたかったので、滞在時間の長い初日と最終日を香川に配置。
- 最終日は必ず回りたい道後温泉を据えて、旅の疲れが自然と抜ける構成に。
- 四国らしさを堪能できる絶景スポットを散りばめて。

香川の時間を削って下灘駅やしまなみ海道に立ち寄ってみたり、あえて南側ルートを厚めにとって四万十川や四国カルストまでドライブしたり。そんなアレンジもすごく素敵だと思います!
※父母ヶ浜とうずしおについては、タイミングをうかがう必要があります。うどん屋さんの営業時間や定休日にはご注意を。
ここだけは外せないスポット3選
1. 父母ヶ浜(香川)

「日本のウユニ塩湖」で知られる四国屈指の映えスポット。
夕暮れどき・干潮・無風の3条件がそろうと、水面が鏡のように空を映し込み、思わず息をのむ絶景が広がります。
四国一周ルートのなかでも、時間を合わせて訪れる価値がダントツに高い場所。
ぜひ好条件を狙って、あなただけの奇跡の一枚を撮ってみてください。
2. 大歩危小歩危(徳島)

吉野川が数百万年をかけて削り出した、迫力満点のV字渓谷。
この写真では魅力の半分も伝わらないのがもどかしいですが、、現地に立つとスケールの大きさに圧倒されます。
道の駅からも眺められますが、一番のおすすめは遊覧船。岩壁のすぐ横を抜けるルートは、陸からは味わえないワイルドな四国を全身で感じられます。
3. 道後温泉(愛媛)

日本三古湯に数えられる、四国を代表する温泉地。街全体が温泉街の原風景のような落ち着いた空気に包まれています。
シンボルの道後温泉本館は、明治時代の趣を残す木造建築で、夜になるとライトアップがより一層情緒を引き立てます。
本館だけでなく、路面電車・商店街・宿の灯りや路地の静けさまで含めて、旅の締めにふさわしい癒しがそろったエリアです。
おすすめご当地グルメ3選
1. うどん(香川)

現地で食べると、麺のコシ・出汁の香り・店のライブ感がレベチ。
2. 鰹の藁焼き(高知)

目の前で豪快に焼き上げられる香ばしさと、鰹本来のうまみが絶妙。
3. 一六タルトの天ぷら(愛媛)

愛媛名物の一六タルトをまさかの天ぷらに。衣のサクッと感とゆず餡の優しい甘さがクセになるご当地スイーツを揚げたてで。
まとめ:日本の素晴らしさを再発見できる場所、それが四国
改めて、僕のおすすめの3泊4日四国ぐるり一周モデルコースをまとめておきます。
| ◆Day1 【香川】 うどん(高松・丸亀など)→金毘羅参り→おやつにうどん→父母ヶ浜→骨付鳥→高松泊 |
| ◆Day2 【徳島】 朝うどん→大塚国際美術館→うずしおクルーズ→道の駅うずしお→大歩危小歩危→ひろめ市場→高知泊 |
| ◆Day3 【高知】 にこ淵→鰹のタタキ→桂浜→宇和島鯛めし→松山泊 |
| ◆Day4 【愛媛】 道後温泉本館→空の散歩道→道後温泉ハイカラ通り→うどん→帰路 |
四国は想像以上に広く、そして想像以上に面白い場所です。テーマ次第でまったく違う旅がつくれます。
今回のモデルコースや紹介スポットはあくまでも入り口ですが、このままでも十分に楽しめるほどの自信作です。
実際にこのコースで旅した旅行記も合わせて読んでもらえると、よりイメージが湧くはずです。

あなたの旅にも、四国らしい一期一会がありますように。
では。
