こんにちは。ぱにです。

医学系の研究室で博士号取得を目指しています。
「基本情報技術者試験って、どれくらい勉強すれば受かるの?」
IT系の資格を調べていると、必ずと言っていいほど最初に出てくる、基本情報技術者試験。
範囲が広く参考書も分厚いため、受かるために必要な勉強時間も長いのではと思われがちです。
しかし結果として、約3週間の勉強で基本情報技術者試験に合格することができました。
特別な勉強法をしたわけではなく、やったことはかなりシンプルです。
最初に全体像をざっくり把握し、その後はひたすら過去問を解く。
この記事では、実際に私がやった勉強の流れとして
- 3週間の具体的な勉強スケジュール
- 実際に使ったサイト・アプリ・参考書
- 短期間で合格するためのコツ
をまとめています。
これから基本情報技術者試験を受けようと思っている方の参考になれば嬉しいです。
基本情報技術者試験の全体像
基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門とされる国家資格です。
コンピュータの基礎知識、ネットワーク、データベース、アルゴリズムなど、ITに関する幅広い分野が出題されます。

範囲が広すぎて、正直、3週間で合格を取りに行くのは無謀かも、とも当初は思いました。。
現在の試験はCBT方式で行われ、「科目A」と「科目B」の2つに分かれています。
- 科目A:四択問題の試験で、IT全般の基礎知識が問われます。
- 科目B:アルゴリズムやプログラミング的思考を問う問題が出題されます。
どちらも1000点満点中600点以上で合格となるため、満点を取る必要はありません。
6割を安定して取れるかどうかがポイントになります。
この点を踏まえると、基本情報技術者試験はやみくもに長期間勉強する試験というより、試験の傾向に合わせて効率よく対策することが重要な試験だと言えます。
参考までに、勉強開始時の僕の状況も書いておきます。
- IT業界での実務経験はなし
- 大学院の研究でプログラミングを使って解析(調べながら手を動かすレベル)
- 博士審査が終わって落ち着いてから勉強スタート
特別にITに強い背景があったわけではありませんが、勉強の進め方を工夫することで、短期間でも合格ラインに届きました。
3週間の勉強スケジュール
僕の勉強は、大きく分けると「最初の1週間」と「残り2週間」でやることを完全に分けていました。
1週間目:試験範囲の全体像を掴む(2時間/日)
最初の1週間は、とにかく試験範囲を一周することを目標にしました。
Udemyの講義動画を視聴しながら進め、説明がよく分からない部分や解説が足りない部分だけ参考書で補う、という形です。

Udemyの必要はないですが、僕は素人だったので、いきなり文字ではなく動画2倍速で雰囲気を掴む方法を選びました。
この段階ではテクノロジ系の範囲だけに絞りました。ストラテジ系やマネジメント系は、過去問での対応が手っ取り早いと感じたためです。
また、用語を完璧に覚えようとはせず、とにかく早く一周することを意識しました(この段階での定着は無理なので)。
キリの良い章まで進んだら、その範囲の過去問を軽く触ってみる、という流れで勉強を進めていました。
2〜3週間目:過去問をひたすら解く(2週間目:2時間/日、3週間目:3.5時間/日)
残りの2週間は、基本的に過去問をひたすら解くことに集中しました。
過去15年分の中から、少なくとも400問くらいは解いたと思います。
選択式の試験ではありますが、単に正解を覚えるのではなく、問題文と選択肢の意味まで理解することを意識して解き直しをしました。
一方で、ストラテジ系やマネジメント系は理屈よりも暗記問題が多いため、過去問を繰り返し解いて「この問題、見たことある!」を一問でも増やすようにしました。
ただし、すべてを完璧に理解し、暗記しようとすると時間が足りません。
合格ラインは6割なので、難しすぎる問題や、覚えるしかない細かい知識は思い切って捨てました。
科目Bについて
科目Bの対策は、科目Aの過去問に飽きたタイミングで取り組んでいました。
といっても、問題の形式や出題の癖を把握することを目的に、動画での解説を聞く程度です。
プログラミングに少しでも触れた経験があれば、基本的な考え方が共通するので、改めて勉強することはあまりありません。
逆に言うと、この経験がまったくないと、もう少し時間をかけてあげる必要があると思います。

ただし、実際の試験では想像以上にハードでした。後のセクションで少し触れます。
実際に使った教材
ここでは、実際に僕が使った教材を紹介します。
あくまで一例として参考にしてもらえればと思います。
Udemy講座
「〜始めから効率よく学ぶ〜 基本情報技術者試験 最速合格講座」(RYO ITさん)
1週間目の、試験範囲をざっと把握するフェーズで使いました。
動画で要所を説明してくれるので、ITの知識があまりない状態でも理解の取っ掛かりを作りやすかったです。
僕は2倍速で視聴して、分からない部分だけ止めるような使い方をしていました。
参考書
ニュースペックテキスト 基本情報技術者 2025年度版(TAC情報処理講座)
Udemyで理解が曖昧だった部分を補うために使いました。
最初から通読するというよりは、分からない部分を辞書のように引く使い方が多かったです。

2026年版から名称が変わってるみたいですね。
過去問サイト
多くの合格者が口を揃えておすすめするこのサイト。僕自身も、過去問演習はこのサイトをメインに使いました。
解説が充実していてこのサイトで完結するため、使いやすかったです。
短期間で問題数をこなすにはかなり便利だと思います。
アプリ
基本情報技術者試験(科目A・科目B)全問解説
移動時間などのスキマ時間で使っていました。
基本的には過去問サイトがメインでしたが、スマホで気軽に問題を解きたいときには便利でした。
試験結果と受験して感じたこと
まずは試験結果です。

正直なところ、試験中の手応えはかなり微妙でした。
科目Aも科目Bも、これは落ちたと思うくらいの感覚だったので、合格していたのはかなり意外でした。
科目Aについて
科目Aは過去問を中心に勉強していたのですが、本番では初めて見る用語がかなり多い印象でした。
過去問演習は、初学者の自分にとってはIT知識全般を学ぶという意味ではとても役に立ちました。
ただ、効率よく点数を取るための対策という意味では、少しズレていた部分もあったと感じています。
とはいえ過去問は解くべきだと思っていて、令和5年度のシラバス改訂の影響を軽く見ていたことの方が反省点だと思います。
改訂以降の問題については、分野ごとに抜粋して解くだけでなく、一回分の試験として通しで解いてみて、問題のボリューム感や出題の傾向、難易度のバランスを確認しておくべきだったと思います。
シラバス自体にも、一度ざっと目を通しておくと安心かもしれません。
科目Bについて
科目Bについても、似たような反省があります。
Udemyの演習ではそこまで難しく感じなかったため、ある程度余裕があるだろうと思っていたのですが、実際の試験ではとにかく読解量が多いという印象でした。
最初の数問は比較的素直な問題だったため丁寧に解いていたのですが、途中から難易度が上がり、結果として時間配分の戦略が崩れてしまいました。
最後はかなりギリギリで解き切った、という感覚です。
公開されている問題数は多くありませんが、サンプル問題には一度しっかり目を通しておくことをおすすめします。
問題のボリューム感を事前に知っておくだけでも、本番の余裕がかなり違うと思います。

余談ですが、試験後すぐに結果表示されることを知りませんでした。
「絶対落ちたし、分からなかった問題を復習できないのは気持ち悪いな…」なんて考えていたところ、画面操作のあとにいきなり結果が表示され、なんだか複雑でした笑
まとめ:基本情報技術者試験は、過去問中心で短期合格を狙える
この記事では、僕が3週間で基本情報技術者試験に合格するまでに実践した勉強法を紹介しました。
ポイントは、最初の1週間で試験範囲の全体像を掴み、残りの期間を過去問演習に集中させたことです。
完璧な理解を目指すよりも、6割を安定して取ることを意識して勉強を進める方が、短期間では現実的だと感じました。
ただし、シラバス改訂後の出題傾向や科目Bの扱いなど、最新の問題形式には一度触れておくことをおすすめします。
これから受験する方にとって、この記事の勉強法が一つの参考になれば嬉しいです。
では。
