こんにちは。ぱにです。

医学系の研究室で博士号取得を目指しています。
この記事では、Notionに興味はあるけどまだ使ったことがない大学生・大学院生の方向けに、僕自身が実際に行っているNotionの活用法をご紹介します。
Notionとは、メモ・タスク管理・データベース・カレンダーなど、あらゆる情報を一つの場所にまとめられるオールインワンのツールです。
デザインも自由自在で、シンプルに使うことも、がっつり使いこなすこともできます。
- タスク管理アプリをいくつか試したけど、どれもしっくりこない
- 授業・研究・バイト・就活……やることが多すぎて、頭の中が散らかっている
こんな疑問や悩みを一発で解決してくれるアプリこそ、Notionなのです。
この記事では、僕がよく使っているテーマをピックアップしていますが、Notionの活用方法はまさに無限大。
一度使い方のコツを掴んでしまえば、どんな情報でもあなた好みに調理して管理できるようになります。
まずはこの記事を最後まで読んで、Notionでできることのイメージをつかんでもらえたら嬉しいです。
活用例①:Personal Home
まず紹介したいのが、Notionにおける「Personal Home」の活用です。
これは一言でいえば、自分専用のホーム画面です。
Notionにもデフォルトのホーム機能もありますが、Notion最大の魅力であるカスタマイズ性を活かしきれないのが正直なところ。
そこで、自分専用のホーム画面を作ることで、日々のタスク管理やサイトマップの役割を1ページに集約できるようになります。
僕のPersonal Homeは、Weekly Taskの管理がメインになるようにカスタマイズしています。
カレンダーや時計、天気などのウィジェットも充実しているので、自分好みにいろんなカスタマイズができるのも楽しいところです。
このPersonal Homeの作り方やカスタマイズ例については、また別の記事で詳しくご紹介しようと思っています。
活用例②:研究プロジェクト管理
Notionといえば、プロジェクト管理やタスク管理のツールといっても過言ではありません。
もちろん、研究プロジェクトの管理にも応用できます。
研究って、本当にやることが多いですよね。
文献整理、データ解析、発表準備に加えて、研究費申請や予算管理などの事務作業まで膨大です。
当然、実験も並行して進める必要があります。
数週間先の実験予定がすでに決まっていたり、実験とすら呼べないような細かい雑務もこなさなければならなかったりと、頭の中だけでは整理が追いつくはずがありません。
Notionでタスクや予定を一元化して見渡せるようにすれば、今やるべきことが一目でわかるようになります。
さらに僕の場合、実験ノートは紙でつけていますが、Notionをアナログな実験ノートの補助簿的に活用することで、それぞれのメリットを活かしながら効率化を図っています。
たとえば、データ解析の実行コードやメモ、コメントなどをNotionに残しておくことで、後から見返すときに非常に便利です。
活用例③:旅のしおり
旅行の計画を立てるところから、出発してお家に帰るまで、Notionがずっと大活躍してくれます。
まずは、行きたい場所や食べたいものを、どんどんデータベースに放り込んでいきます。
ギャラリービューで写真をつけて表示すると、旅行モチベーションが一気に上がるのでおすすめです。
行きたい場所を出し尽くしたら、今度は旅程を組み立てていきます。
行きたい場所ごとにエリア・ジャンル・所要時間・マップ情報など、あらゆる情報を追加できるので、あとからソートやフィルタリングで自由に整理することができます。
感覚的に操作できるので、ストレスフリーで旅程を組めるのが大きな魅力です。
小学校の遠足のしおりのように、持ち物チェックリストを作っておくと、前日に慌てることもなくなります。
旅行中も、使ったお金をメモしたり、あらかじめ保存しておいた路線図を開いたり、ホテルへの連絡などちょっとしたタスクを記録しておいたりと、必要な情報だけを集約できるのが本当に便利です。
さらにこの一連の作業は、旅行メンバーとページを共有して一緒に編集することで、楽しさが倍増します。
共有機能を使えば、誰でも・いつでも・どこでも自由に編集できるので、わいわい話しながら、最高に楽しい旅行計画が作れるはずです。
活用例④:就活管理
これまでNotionを使ってきた中で、ダントツで助かったと感じたのが、就活情報の一元管理です。
就活を経験した方ならわかると思いますが、就活中に扱う情報量は本当に膨大です。
企業ごとのマイページ作成に始まり、説明会やOB訪問のスケジュール、ESや各種提出書類の〆切など、管理すべき情報やタスクがとにかく多い。
スマートフォンの標準アプリや紙の手帳では、正直追いつきません。
そこでNotionの出番です。
スケジュール・タスク管理に加え、企業研究・自己分析・質問集まで、すべてを一括で管理できるのが最大の魅力で、日々増える情報のアップデートにも素早く対応できます。
まずは企業のデータベースを作成し、マイページのURLやログイン情報(自己責任で)、企業の業界や特徴などをサクッと入力するところから始めてみましょう。
リレーション機能を使ってスケジュールのデータベースと紐づければ、企業ごとに進捗や予定をひと目で把握できるようになります。
企業研究の内容も同じ企業ページにまとめておけば、ES作成時にも必要な情報がすぐに取り出せて効率的です。
タスク漏れや優先順位のミスが命取りになりかねないからこそ、就活生全員にNotionでの就活管理を強くおすすめします。
活用例⑤:マイ食べログ
外で食べたご飯をなんとなく写真に撮ってそのままにしていること、ありませんか?
そんな眠っている写真たちを成仏させるには、Notionでデータベース化するのがおすすめです。
撮った写真と一緒に、店名・ジャンル・食べたメニュー・感想などを記録しておけば、自分だけの「食べログ」が簡単に完成します。
昔行った飲食店がどうだったかという情報をストックしておくと、たとえば友達におすすめのラーメン屋を聞かれたときなど、いろんな場面で活用できます。

ギャラリービューで表示すると飯テロ喰らいます笑
これを応用してダイビングで出会った海の生物図鑑を作ろうかと画策しています。
活用例⑥:インプットリスト
「読みたいと思っていた本のタイトルを忘れてしまった」
「気になる記事をとりあえずブックマークしたけど、結局全然見返していない」
そんな経験、ありませんか?
こうしたもったいないを防ぐためにおすすめなのが、Notionにインプット専用のデータベースを作っておくことです。
本や記事に限らず、映画やYouTubeなど、「あとで」と思ったコンテンツをどんどん放り込むだけでも効果的。
さらにおすすめなのが、「Save to Notion」というブラウザ拡張機能。
ワンクリックでサイト上の情報をNotionに保存できるので、「あとで」がちゃんと実現できます。
ここからもう一歩、ジャンル・優先度・コメントなどの項目をシンプルに設定しておくだけで、欲しかった情報にすぐにアクセスできます。
日々のインプットをもっとスマートに整理したい方に、ぜひ取り入れてほしい使い方です。
活用例⑦:筋トレノート
筋トレは大学院生にとって至高の趣味である、ということは、以前別の記事でも熱く語らせていただきました。

筋トレを始めたら、ぜひトレーニングの記録をNotionでつけてみてください。
何の種目を何キロで何回上げられたのか、ただそれを日付と一緒に記録するだけです。
すると、次にジムに行ったときに、その記録をもとに今日のメニューを調整できるようになります。
そして1〜2ヶ月ほど続けてみたら、ぜひその記録を振り返ってみてください。
きっと、筋トレを始めた頃よりはるかに強くなった自分に気づくはずです。
活用例⑧:レシピ管理
自炊にチャレンジしている方や、お菓子作りが趣味の方は、レシピの管理をぜひNotionに任せてみてください。

作ってみたら意外とうまくいったレシピって、あとから思い出そうとしてもなかなか思い出せないものです。
インスタグラムで見かけて作ってみたい!と思って保存やいいねだけしているレシピ、気づいたら溜まっていませんか?
そういったレシピたちも、Notionにまとめておけばいつでも見返せます。
調理時間や必要な材料、実際に作ってみた感想や総合評価も一緒にメモしておけば、自分だけの使いやすいレシピ集が完成します。
レシピがしっかりストックされていれば、今日の夕飯の献立に困ることはなくなるかもしれません。
活用例⑨:ブログプランナー
このブログを書くために、一役どころか何役も買ってくれているのが、実はNotionです。
草稿をまとめておくのはもちろん、記事のジャンルや投稿予定日、下書きの進捗なども一覧で整理しています。
さらに、日常の中でふとひらめいたアイデアも、ネタ帳としてストックできるのがとても便利です。
最近は、Instagramなど他のSNS投稿も含めて一括で管理できる形を模索中です。
まとめ:Notionの使い道は無限大
この記事では、僕が実際にNotionを使っている場面を9つご紹介しました。
Notionのポテンシャルを最大限に引き出せている自信はないですが、それでも十分便利に使わせてもらっています。
共同編集については少し触れましたが、テンプレートを配布したり、自身のポートフォリオを公開したりと、Notionユーザーとのコミュニケーションみたいな点で、もっと可能性があるのかなと思っています。
Notionは実際に触ってみるのが一番手っ取り早いと思いますので、興味がある方は是非使ってみてください。
では。