こんにちは。ぱにです。

医学系の研究室で博士号取得を目指しています。
今回は、夏休み(9月)を使って訪れた、四国一周旅行の様子をお届けします。
魅力的な土地だということは頭ではわかっていたのに、どうにも足を伸ばせずにいた四国。
それならいっそ一周して、まるごと味わってしまえばいいのでは?という衝動を抑えきれず、今年の夏の旅先はあっさり決まりました。
国内とは思えない新鮮さにワクワクしっぱなしだった旅の様子を、写真たっぷりでレポートしていきます。
1日目:香川
定番の早朝フライト、朝は迷わずうどん
いつも旅行に出かける時は、頑張って早起きするか深夜に移動するかのことが多いのですが、
今回も例に漏れず、9:30には高松空港に到着。

体がうどんしかうけつけなくなってしまったところで向かったのは、山越うどんさん。

超人気店だけど変な時間だしすぐ入れるかな?なんて思っていたら、意外と30分かからずに注文できました。


僕は「かまたまやま」(釜上げ玉子山かけうどん)を注文しました。
うどんは驚くほどもちもちで、小麦の香りがたまりません。空腹に染み渡ります。
ぽてサラハムカツが気になりすぎて合わせて注文してみました。斬新な感じでしたが、とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
博士修了を祈って金刀比羅宮へ
このまま西へと進んで金刀比羅宮にやってきました。なんと8年ぶりの訪問です。


御本宮へたどり着くまでに785段もの階段を登ったわけですが、暑さも相まって、すでにへとへと。
前に来た時は奥社までぴょんぴょん進んで行ったことを考えると、年による体力の衰えを痛感せずにはいられませんでした。

何をお願いしたかって、当然、無事に研究室から出ていけますようにと、一心不乱にお祈りしました笑
緑薫殿(りょくたいでん)で挙式、神椿で披露宴をやっているところにも出会しました。お幸せに!

父母ヶ浜で映え写真を狙ってみる
さらに西へと進んで到着したのは父母ヶ浜。
干潮時には、水面に空が映り込むウユニ塩湖のような写真が撮れることから、「日本のウユニ塩湖」と呼ばれる映えスポットです。
旅行の日程を考えるときに、この場所のために干潮と日の入り時刻が重なるタイミングを狙っていたので、やる気は十分。
しかし残念ながら当日は雲が出てきてしまい、雨にも降られる始末でした。
本命の時間帯まではまだ少し時間があったので、小腹を満たしに手打ちうどんつるやさんへ。


出汁は控えめで、うどんそのものの味が引き立つ優しい一杯でした。ごちそうさまでした。
そうこうしているうちに雨も上がり、リベンジへ。


もうちょっと海の比率が大きい構図でもよかったかも。
どうしても曇り空で夕日の光量は足りない印象でしたが、和気藹々といろいろなポーズで写真を撮る時間そのものが愉快でした。
実際に訪れてみて、このとてもきれいな海岸を守ってくれている方々がいるからこその絶景なのだと感じました。ありがとうございました!
夜は骨付鳥に舌鼓
香川の西の端からようやく引き返し、高松市まで戻ってきました。
夜ご飯もうどん、でもよかったのですが、骨付鳥も香川のご当地グルメとして有名ですよね。
ということで、市街をぶらぶらしてみましたが、予想通りどこも行列。
いくつか目をつけていたお店の中から選ばれたのは、寄鳥味鳥(よりどりみどり)さん。
20時半頃に並び始め、20分ほどで入店できました。


若どりと親どりを両方頼んで、食べ比べしてみました。
若どりは柔らかくてジューシー、これは間違いなく旨いやつ。親どりは硬くてスパイシー、噛むほどにクセになるタイプ。
親どりはクセも含めてなかなか良く、ぺろりと美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
宿はAirbnbで予約していましたが、市街地にあってとても助かりました。ありがとうございました。
2日目:徳島→高知
朝はやっぱりうどんから
香川から徳島へと向かう前に、うどんで腹ごしらえします。

うどんのためなら早起きできてしまうのが、少し怖いところ。
お邪魔したのはうどんバカ一代さん。釜バターうどんが有名なお店だそうです。


7時半より前に行ったのにもかかわらず、店の外まで行列ができていました。30分以上は並びました。
カルボナーラみたいと言っていいんでしょうか。とにかくバターとうどんの相性が抜群。
こんな組み合わせがあるとは露知らず、ぜひ家でも真似してみたいと思いました。
ごちそうさまでした。
大塚国際美術館でアートに圧倒される
高松から鳴門まで、高速を使ってちょうど1時間くらいでした。思ったよりも近いですよね。
到着したのは、大塚国際美術館。


真珠の耳飾りの少女(フェルメール、左)と夜のカフェテラス(ゴッホ、右)


米津玄師がこの場所で紅白で歌った、ということしか知らないミーハー精神だったせいで、行くまでは本当に何も知らなかったのですが、
この美術館は「陶板複製画」の美術館だそうで、複製ではあるものの、世界中の名画という名画が、しかも作品と驚くほど近い距離で鑑賞できます。
陶板名画とは、陶器の大きな板に原画に忠実な色彩・大きさで作品を再現したものです。
紙やキャンバス、土壁に比べ色が経年劣化せず、また大きさも原寸大に再現されているため、実際の名画を見るがごとくの迫力や臨場感を味わうことができます。


芸術的な素養がほとんどない僕でも知っているような作品が一堂に展示されていて、「これ、世界史の教科書で見たことある!」と、終始テンションが上がりっぱなしでした。
なにより館内はとにかく広大で、ゆっくり見て回っていたら日が暮れてしまうほど。
次の予定もあるので、後ろ髪を引かれる思いで次の目的地に向かいました。
目の前で見る大迫力のうずしお
徳島・鳴門の次の目的といえば、やっぱりうずしお。
一生に一回くらいは見て体感したいと思い、うずしお観潮船で出航です。
大型船のほうがうずしおに近づける、という話を聞き、選択したのは大型観潮船の「わんだーなると」。


目論見通り、大迫力のうずしおを間近に拝むことができました。
なんでこの海峡だけこんなにも渦を巻くんだろう、なんて考えてシャッターを押していたら、あっという間に時間が過ぎていきました。
お昼は近くにある道の駅くるくるなるとに立ち寄ろうと思っていたのですが、お昼時だったこともあり、駅の外まで車が大行列。泣く泣く断念することに。

こういうときに奮発して食べるコンビニ飯も、結構好きだったりします笑

秘境・大歩危小歩危を訪ねる
高知へ向かう途中に立ち寄ったのは、大歩危小歩危。
鳴門から2時間ちょいのドライブを経てやってきました。
実は、研究室の技術員さんとダイビング仲間という、全然違う二つのコミュニティの方々からそれぞれ猛プッシュされていたこの場所。
大歩危峡まんなかさんが運営する、大歩危峡観光遊覧船に乗り込み、川下りを楽しんできました。

この美しい草木と、荒々しい岩肌と、透き通った吉野川たるや、言葉を失います。
圧巻という表現しかできない自分と、魅力の半分も伝えられないこの写真とで、二重に歯痒い気持ちになりながら執筆しております。
静かな四国の奥地で、心洗われる素晴らしい体験ができました。
ひろめ市場で夜の高知を満喫
この日の最終目的地である高知には、大歩危峡から約1時間ほどで到着しました。
宿泊したホテルは、これも以前からちょっと目をつけていたOMO7高知 by 星野リゾート。
旅のテンションを上げる都市観光ホテル、というコンセプトに惹かれ、宿泊してみました。


大浴場がついていたり、星野リゾートらしくよさこいの演舞で歓迎してくれたりと、とても満足度の高い宿でした。
夜ご飯を求めて、ホテルから歩いてひろめ市場へ。

入場してみると人が溢れかえっていて、座る場所を確保するのがものすごく大変でした。普通のフードコートとは比較にならないくらいの、熾烈な座席争奪戦になります。
なんとか座席を確保できて一安心。美味しい魚と日本酒に舌鼓を打ちます。
ぜひ食べていただきたいのは、日曜市のいも天のいも天と、やいろ亭のかつおのタタキ(写真なくてごめんなさい)。
隣に座っていた石川から来たカップルのお姉さんや、日本酒が好き過ぎて日本酒のTシャツ着てたおにいさんと自然と仲良くなり、こういう偶然の出会いも含めて、旅の醍醐味だなと感じました。

あっという間の二日間でしたが、すでに十分すぎるほどの充実感を味わえた四国一周旅。

この先も、まだまだ語りきれていない景色と食が続きます。乞うご期待です!
後編はこちらから↓(近日公開)
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では。
